卵がまた過去最高値となっています。できるだけ安く買うにはどうすれば良いのか、疑問を徹底調査です。
■徹底調査 タマゴを安く買うには?
「卵は価格の優等生」、そんな言葉は過去の話。
数年前まで1パック200円台前半だった卵が今や308円に。去年12月に記録した過去最高値と並ぶ水準です。
そこで、卵を知り尽くしたプロに話を聞きました。少しでも安く買うには、どうすれば良いのでしょうか。
まずは、おなじみアキダイの秋葉社長です。
アキダイ 秋葉弘道社長 「卵は特売をやっている。スーパーが何軒かあったらスーパーによって特売の曜日が違う。特売を狙って買う、これは店からするとつらいんですけど、特売日の曜日を把握、特売を狙って買うとだいぶ安く買える」
秋葉社長のおすすめは特売の狙い撃ち。アキダイでは毎週日曜日が卵の特売日。19日は1パック税抜き268円ですが…。
アキダイ 秋葉弘道社長 「うちの場合は強烈にやっていて、180円近く安くする。だから赤字。モロ赤字」
それでもスーパーにとって“卵の特売”は欠かせない存在だといいます。
アキダイ 秋葉弘道社長 「卵って需要が多い。必要不可欠。あと消費が早い。週に1回特売をしていると、毎週それをめがけてお客さんが来る。集客効果のある食材のトップ。例えば調味料の特売しても毎週、買わないですよね」
秋葉社長によりますと、まずは近所のスーパーの特売日を把握することがお得の近道だということです。
その“特売日の傾向”を膨大なデータから読み解きます。
街の人が見せてくれたのは全国のスーパーのチラシをAI(人工知能)解析し、閲覧できるアプリ。その運営会社に1カ月のなかで卵の掲載が多いのはいつなのか調査を依頼。
すると、ある傾向が見えてきました。月初めと月末の掲載率が高かったのです。
つまり、この月初めと月末が卵を安く買うチャンスかもしれません。
なぜこの時期なのでしょうか。
ある業者によりますと、給料日直後にたくさん買い物をしてもらおうと、多くのスーパーがチラシに目玉の卵を打ち出しているのではないかと話していました。
続いて話を聞いたのは卸売業者。どうすれば安く買えるのでしょうか。
ジェイ・ワークス 長谷川仁代表 「私たちは大量に仕入れるので、仕入れ価格が下がる。そうすると少しでも安く一般の人に提供できる。スーパーよりかなり安いはず」
おすすめは一般の人も利用できる卸売市場で買うこと。
向かったのは東京・府中市にある市場。卵の卸売店をのぞいてみると…。
客 「10パックある」
中華料理店で働く男性も1つ、2つ手に。
中華料理店で働く男性 「なんでも値上げで大変だが非常に助かっている。大満足。卵屋さんが大丈夫かこっちが心配するくらい」
では、気になる価格は税込みで200円。
その名も「初たまご」。Lサイズと比べるとやや小ぶりですが、平均価格より100円以上、お得です。
60代の人 「この『初たまご』は違うところがある?」
店員 「他の卵は『初たまご』ではない。(若鶏が)最初に産んだ卵。これが一番違う」 60代の人 「味が違う?」 店員 「味もおいしいし栄養価も高い」
黄身がまん丸。若鶏が初めて産んだ卵の特徴だといいます。
60代の人 「あんまり買うと妻に怒られるから、とりあえず1つ。2つ欲しいけど1つ下さい」
1パックから購入でき、基本的に購入制限もありません。
安さの理由は大量の仕入れだけではありません。
店の奥ではスタッフが段ボールから卵を取り出し、手作業でパックに詰めています。
ジェイ・ワークス 長谷川仁代表 「パックで仕入れると高くなるので個々で仕入れ、手作業でやっている。企業努力しないと安く提供できない」
近くに市場がある人やまとめ買いする人の強い味方になりそうです。
ちなみに、まとめ買いした時には保存のコツが…。
アキダイ 秋葉弘道社長 「卵は温度差があまり良くない。1回冷蔵庫にしまって温度を下げたら今度、冷蔵庫から出すと痛みが早い。今の時期であれば、暖房器具の置いていない涼しい部屋に置けば卵の持ちは良いです」









