
原油価格高騰で観光地も農家も悲鳴…市民生活には今後どんな影響が?
2026年3月17日
値上げが止まらないガソリン価格。イランによるホルムズ海峡の事実上の封鎖を受けて、原油価格が高騰しています。
18日に発表されたレギュラーガソリン1リットルあたりの全国平均価格は過去最高値の190.8円に。その影響は地方ほど顕著で、天草市御所浦町は、輸送コストがかかることなどから、普段から高めの価格設定ですが、町内のガソリンスタンドでは、今週200円を超えました。
ガソリンスタンド
「困ったもの、ものがあれば良いですけど、注文しても、すぐ来ない状態です」
離島では、そもそもガソリンの確保が難しい状況だと話します。
「仕入先が探して、探して、探しまくってやっと、どうにか繋いでいっている。(今までそういったことは?)初めてです」

御所浦町の住民にとって、車とともに欠かせないのが船です。
「船に乗る回数が減ってくる。なるだけ乗らんように、乗らんようにしないといけない」
船の燃料となる軽油も今週30円値上がりしました。

200リットルくらい入るという船。16日以前と比べると、満タンにするためにかかる費用は6000円も値上がりした計算です。
「高くても入れないとしょうがない。自分の船であちこち行くけど、かえって定期船の方が安上がりになる」
ガソリンスタンド
「仕入先に聞くと、次いつ入るか分からんという。軽油、重油、ガソリンにしても、入ってこない場合、みんな止まってしまうわけです。定期船も、漁業も、救急車とかも止まるでしょ。給油ができないから」
ホルムズ海峡をめぐっては、トランプ大統領が、日本を含む同盟国に艦船の派遣を求めるなど緊迫感は増す中、日本時間の20日未明には日米首脳会談も開かれます。
イラン情勢で大きく左右される原油価格。予断を許さない状況が続きます。