関東を中心に確認されているひょうに関するギモンです。前兆はあるのか。保険は適用されるのか。
■威力は?前兆は?保険使える?
18日は大気が不安定となり、各地で天気が急変しました。
この時期、天気予報で「大気が不安定」と聞かれたら注意したいのが白い氷の粒「ひょう」です。
粒の直径が5ミリ未満のものが「あられ」、5ミリ以上が「ひょう」と呼ばれます。
先週、埼玉県では激しい風とともに大量のひょうが降りました。雪が降ったかのように、ひょうが道路を白く染めています。
18日、取材班はひょうが激しく降った埼玉県飯能市へ。
現在、梅酒づくりの真っただ中。
明治30年に酒造りを始めたという「五十嵐酒造」にも容赦なくひょうが降り注ぎました。
数メートル先が白くかすんで見えなくなるほどの激しい降り方です。そのひょうの大きさは手の親指大、直径2~3センチほどでした。
現場には、被害の爪痕が残されていました。
五十嵐酒造 五十嵐正則社長 「木が取れたり穴が空いたり、まだらに見えているのも、ひょうがあたって(木の表面が)まだらになった」
今回、ひょう害の恐ろしさを身を持って知った五十嵐社長に、改めて感じたひょうのギモンを聞きました。
五十嵐酒造 五十嵐正則社長 「結構強い素材だが、この素材を突き抜けちゃう。ひょうのパワー・威力、どれだけあるとこんなふうになるのか」
ひょうの威力について、テレビ朝日のウェザーセンターは…。
テレビ朝日ウェザーセンター 「5センチ超だと、ビルの10階からゴルフボールを落とした時のような衝撃になると考えられます」
ひょうの落下速度はサイズに比例して速くなり、5センチを超えると時速100キロを超えてくるともいわれています。
また、社長は、ひょうが降る前に気付いたことがあったと話します。
五十嵐酒造 五十嵐正則社長 「今回はいつもの雲の高さがちょっと低かった」
ひょうが降る前兆はあるのでしょうか。
テレビ朝日ウェザーセンター 「低く感じた雲は大きく発達した積乱雲でしょう。積乱雲が近付くと、雷の音が聞こえる、急に空が暗くなる、冷たい風が吹くなどの前兆がみられます」
気象庁ではひょうの予報はしていませんが、「積乱雲がどこにできているか」をリアルタイムで確認することはできるといいます。
一方、多くの人が気になるひょう害の1つが…。
五十嵐酒造 五十嵐正則社長 「よく見るとボコボコなっている感じ」
降ってきたひょうによる、車のへこみです。
近くの住宅街、他にもカーポートが割れるなどの被害も確認できました。
カーポートがひょう害に遭った人 「カーポートは多分、火災保険でおりるのは知っているが、車の修理費用はどれくらいかかるんですかね」
このギモンに答えてくれるのが、年間3万台以上の車を扱う板金塗装の専門店「池内自動車」の若林さんです。
池内自動車営業部 若林隼太部長補佐 「車の損傷次第ではあるが、へこみが何個か薄っすらある場合、5~10万円で済むのかなと思う」
ここで、気になるギモンが…。
40代 「車両保険に入っているが、それが使えるのか疑問に思った」
池内自動車営業部 若林隼太部長補佐 「“天災”をカバーできる保険に入っていれば車両保険はおりる。なかには事故の対象が車じゃないと保障されない保険の契約もある。一度確認はしておいたほうがいい」
ただ、注意点があるといいます。
池内自動車営業部 若林隼太部長補佐 「修理の金額にもよるが、保険を使うと、天災だと一等級ダウンしてしまう。修理費が5~10万円ほどであれば、修理の見積金額と保険料の上がる幅をてんびんにかけると良い」









