震度7を観測してから一夜明け、徐々に被害が明らかになっています。
総理官邸には、県内で10人を超える遺体が見つかったと報告があがっているということです。

28日午後6時ごろ、嘉島町にある「イオンモール熊本」で「白い煙が上がり爆発音がした」などと119番通報がありました。
県の情報では、これまでに少なくとも20代とみられる女性2人が死亡し、年代不明の女性1人が心肺停止の状態です。
4人は救助されていますが安否不明者が10人となっています。
建物内には依然人が取り残されている可能性があり、消防などが救助を進める方針です。
爆発当時、現場近くにいたという男性に話が聞けました。

イオンモール熊本にいた男性
「店が閉店したので入れない状況で、駐車場に戻って来た時に、バーンと聞いたこともないような衝撃音がなって、数秒経ってから煙があがってきて、映画館からみなさんが走ってこっちに(駐車場)来ている感じでした。音を聞く限り何か倒れたか爆発かと思って、あっという間に煙が立ち上っていた。(建物の)表にいる分には全然分からなかったが、裏に行った時にはただ事じゃない状況だな。普段、土手にあがる道路にも破片が散らばっていましたし、鉄板の屋根の部分が折れ曲がって、道路に飛んで駐車場にある車が白くなっていた」

この爆発の原因について、複数の政権幹部は、ガス漏れが原因の可能性があると指摘し、確認を進めています。
飲食店で使用する保管用のガス設備が地震で損傷し、漏れたガスに引火した可能性があり、現場では強いガスの臭いが確認されていて、警察などが爆発との関連を調べています。
LPガスの元栓はすでに閉められたものの、現場では余震が続き、建物が倒壊する恐れもあることから、救助活動が慎重に進められているということです。

自衛隊は県知事からの要請を受け、約3600人態勢で被災地での活動を順次実施。
イオンモール熊本では、第42即応機動連隊や第8偵察隊などが救助に当たっているということです。

また、八代市にある日本製紙八代工場では煙突が折れる被害がありました。
県によると工場には11人が閉じ込められ、このうち2人が救助されましたが心肺停止の状態だということです。9人の安否はわかっていません。









