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2026年10月8日 23:54
クレーン解体中4人死亡 アーム削ったことが重り落下の原因か 川崎市
クレーン解体中4人死亡 アーム削ったことが重り落下の原因か 川崎市
クレーン解体中4人死亡 アーム削ったことが重り落下の原因か 川崎市

 川崎市でクレーンの解体作業中に5人が重りとともに転落し4人が死亡した事故で、重りを支えるアームを削ったことが落下の原因だった可能性があることが分かりました。

 事故は半年前の4月7日、川崎区扇島にある「JFEスチール東日本製鉄所」で、船から鉄鉱石などを積み下ろしするアンローダークレーンと呼ばれる大型クレーンの解体工事中に発生しました。

 設備の一部、直径6メートル、長さ9メートル、重さおよそ400トンの円柱状の重り「バランシングウエイト」がおよそ35メートル落下し、床面の鉄板を突き破って海に落ちました。

 この事故で男性作業員4人が死亡、1人がけがをしました。

 事故当時、作業員らは重りの取り外しに向けて内部に詰まったコンクリートを重機で削り軽くする作業を進めていました。

 重りはコンクリートに突き刺さる形で埋め込まれたクレーンの2本のアームにより支えられていました。

 その後の関係者への取材で、事故の数日前に1本のアームが露出したにもかかわらずそのままアームごと削り続けていたとみられることが分かりました。

 その結果、重さに耐えきれなくなり、重りが落下した可能性があるということです。

 重りは現在も海の中に沈んでいますが、周りにあるがれきなどの撤去作業は順調に進んでいて、捜査関係者は年内には引き揚げられる見込みだとしています。

 警察は業務上過失致死傷の疑いで解体方法や工事の安全管理に問題がなかったか調べています。