開催日時
令和2年10月7日午前10時半~正午
開催場所
熊本朝日放送3階役員会議室(熊本市西区二本木1丁目 5番12号)
委員の出席
鹿瀬島正剛委員長 原幸代子副委員長  西田慎介委員 中村賢次委員 田上裕二委員 角田幸太郎委員 欠席:川上優子委員(レポート提出)
会社側出席者
竹内圭介代表取締役社長 岩下範之常務取締役編成・報道制作担当 高田徹取締役放送番組審議会担当・総務局長 井崎宗利編成局長 塩田賢俊報道制作局長 土屋孝博報道制作局プロデューサー 泉田寛典報道制作局ディレクター 矢島誠放送番組審議会事務局長 
議題
(1)テレメンタリー2020「守りたい 守れない ~気候危機のただ中で~」
    9月9日(水)26時20分~26時50分放送
(2)2020年 10月 単発編成報告
   2020年 9月 視聴者応答状況報告
(3)その他
議事の概要
◎ テレメンタリー2020「守りたい 守れない ~気候危機のただ中で~」
    9月9日(水)26時20分~26時50分放送

○ 大切な思い出が流されて、故郷を奪われたという住民の心情に寄り添った「守りたい 守れない」という切実な思いが伝わってきた番組だった。
○ 背景にある地域の問題について、もう少し取り上げてもよかったのではないか。被災者個人の話にとどまらず、災害と付き合っていかなければいけない地域の悩みとか復興の難しさ、未だに進むべき方向が見えずに思う様に前に進まないといった地域全体の現状も合わせて紹介すると、より問題の難しさとか大きさが伝わったんじゃないか。
○ 被災した流域全体ではなく、球磨村の1軒の被災家族に焦点を当てた事で、地域の人達が生活を元に戻していくには、一地域でやらなければならない事もあれば、大きな事も必要という事が分かった。今回の番組が復興に繋がっていけばいいと感じた。
○ 近年、豪雨により高齢者施設で被害が相次いでいるが、万全な安全対策を取るにはどうすればいいのか、今一度真剣に考えなければならない現実だと感じた。
○ サブタイトルの「気候危機のただ中で」という言葉が気になった。異常な雨の降り方が増えていて、全国どこで降ってもおかしくない事を前面に出すのであれば、もう少し気象関係のデータとか専門家へのインタビューが欲しかった。

などの意見や批評をいただきました。