
少子化、定員割れ…あり方問われる県立高校 地域との連携を模索
2025年10月26日
コメの価格が、また上昇に転じています。高市政権で農政を担う鈴木大臣の手腕が試されています。
最新のコメ5キロあたりの平均小売価格は4251円。5週ぶりに値上がりに転じ、5月中旬に記録した最高値の4285円に迫っています。
28日、会見に臨んだ鈴木憲和農水大臣は「価格については、マーケットの中で決まっていくものであるため、大臣という立場で高い、もしくは、安いとは申し上げませんけれども、特に食べ盛りのお子さんの多いご家庭や年金世代の方々から、今の価格では購入はなかなか厳しいというお声もうかがっているところであります」
コメ価格の上昇を備蓄米の放出で対応しようとした前政権の方針とはうって変わり、政府は介入せず、価格は市場に委ねるべきとする鈴木大臣。消費者支援としては「おこめ券」の配布をあげていますが、具体的な時期は明言していません。
今後の価格の見通しについては「今すぐに価格がドンと下るというのは現実的には難しい」と述べ、受給バランスによるため大臣として推測はしないとしながらも、来週、再来週に価格が下がることは難しいと、私見を述べました。

「重点支援地方交付金により地域のニーズを細かく把握して、きめ細かく対応していきたいと思っています」
石破政権では、コメの増産に舵を切りましたが、鈴木大臣は「需要に応じた生産」が原理原則としています。
増産によって価格の大暴落につながりかねないためだとしていて、これまでの政策を見直し、先の見通せる農業を実現するとしています。