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2025年11月4日 12:10
熊本市電の再生へ外部人材を登用 長崎や宇都宮で路面電車の管理を経験

 相次ぐ市電のトラブルを受けて、熊本市交通局は、初めて外部人材を幹部として登用し、組織風土の改革に乗り出します。

 11月1日付で熊本市交通局に着任したのは、福島孝一郎さんです。

 長崎市出身の63歳で、長崎電気軌道や栃木県の宇都宮ライトレールで線路や車両などの安全管理に関する要職を歴任しました。

 熊本市電をめぐっては、交通トラブルが相次ぎ、九州運輸局から2度の改善指示をうけるなど組織改革が求められています。

「40年間、路面電車に携わってきて、机上の話は誰でもできる。問題は、現場に行ってどうなってるんだと把握しないと、いい判断もできない」

 任期は2028年3月までです。

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