民間放送の全国大会が開催され、フジテレビ問題を受けて民放各社が自主自律でガバナンスの向上に取り組むなどとした大会宣言を採択しました。

日本民間放送連盟　早河会長 「今回、問われたのは番組を生み出す組織と経営が人権を尊重しているのか。また、ガバナンスが効いているのかということでした」

　民放連（日本民間放送連盟）は6日、人権尊重の徹底など民放各社のコーポレートガバナンス強化策を正式に決定しました。

　これを受け、8日の全国大会では自主自律でガバナンスの向上に取り組むなどとした宣言を採択しました。

　民放連の早河会長は「人権尊重、ガバナンス強化に着実に取り組んで民放への信頼を確かなものにしていかなければならない」と強調しました。

　大会には9カ月ぶりに民放連の役員に復帰したフジテレビの清水社長も出席しました。