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2025年11月8日 09:30
首脳がいない首脳級会合 日中印など欠席、米は離脱表明 COP30の議論停滞の懸念
気候変動対策を議論する国連会議「COP30」の開催に先立ち、首脳級会合が6日からブラジルで始まりました。
今年は「パリ協定」から10年の節目となりますが、アメリカは協定からの離脱を表明していて、トランプ大統領は参加しておらず、日本や中国、インドなどの首脳も参加しないため、議論の停滞が懸念されます。
今回の会議では、5年ごとに見直される「温室効果ガスの削減目標」が議論される予定ですが、新たな削減目標を提出した国は、全体の3割ほどにとどまっています。
世界気象機関は、今年の8月までの世界の平均気温が、産業革命前に比べ1.42℃上回る可能性が高いと発表しています。
「1.5℃以内に抑える」というパリ協定の目標達成は、“現状のままでは風前のともしびだ”という懸念が高まっています。
(「グッド!モーニング」2025年11月8日放送分より)









