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2025年11月3日
熊本県で、インフルエンザの感染者数が4週連続で増加しています。
熊本市南区の中野耳鼻咽喉科アレルギー科クリニックには、7日も朝から、多くの患者が訪れていました。
中野幸治理事長
「きょうの午前中にとった検査の結果、22人が発熱で受診して、6人が陽性でした」

熊本県によると、144医療機関から報告された先週1週間の感染者数は、前週と比べて121件多い314件でした。
(中野幸治理事長)
「この1、2週間で急に増えた印象がある。この寒暖差にみんなの免疫力に影響している可能性がある」

熊本市の7日の最高気温は24.9℃。最低気温は11.7℃と、気温差は13℃ありました。
10月17日は、最高気温30℃を超える真夏日でしたが、5日後には最高気温18.9℃と10℃以上、下がりました。その3日後には26.9℃となり、気温が上がったり下がったりを繰り返しています。
(中野幸治理事長)
「免疫力が落ちると風邪をひきやすくなる。咳が出て、微熱が出るとなると、インフルエンザもあるが、今はマイコプラズマ肺炎の可能性もあるので、非常にややこしい状況になっている」

マイコプラズマ肺炎の感染者は、今年は610件報告されていて、過去5年間で最も多くなっています。このクリニックでも、7日朝に7人を検査し2人が陽性だったということです。
熊本県は、感染予防策としてマスクの着用や定期的な換気、手洗いうがいの徹底を呼びかけています。