創建から1500年の古刹（こさつ）で火災が発生。楼閣が瞬く間に炎に包まれました。

■創建1500年の寺院で火災

　中国東部の江蘇省で12日、寺院の建物から炎と煙が上がっているのを多くの住民が目撃。消防が駆け付ける事態となりました。

　現場となったのは永慶寺。創建は南北朝時代の536年で、唐の時代、かの鑑真和尚が日本に渡る前に訪れたとされる名刹です。

　今回の火災で三層造りの楼閣が全焼。ネットには寺院の安全対策を疑う声が多く上がっています。

　実は今月1日、寺院ではなんと「消防訓練を実施していた」というのです。

　火災原因は何だったのか、当局の調査が続いています。