
今月、熊本市で質店の窓ガラスが割られ貴金属が盗まれる事件がありましたが、熊本市では、1カ月ほど前に住宅のドアのガラスが割られる事件が発生するなど、荒っぽい手口の事件が続いています。
質店店長
「ガラスが散乱して海のようになって、呆然とする感じでした」
11月7日に窃盗の被害を受けた熊本市南区の「質屋かんてい局南高江店」。店によると午前3時15分ごろ、窓ガラスが割られ、ショーケースからネックレスなど10点およそ560万円相当が盗まれました。
防犯カメラには全身を覆うような服装の2人組がバールのようなものを持ち、侵入する様子が映っていました。
質店店長
「フードを目深にかぶっていたので、性別とか年齢とかは分からなかった」
犯人は現在も逃走中とみられ、警察は窃盗事件として捜査しています。
1カ月ほど前には、現場から6キロほど離れた熊本市中央区春竹町の住宅街で、不審な2人組が関わる別の事件が起きています。
被害女性
「昼過ぎに帰ってきたら、ザワザワしていたので何のことか聞いたら、うちに泥棒が入りかけたみたいで、ドアが壊されている状況だった」
警察によると、10月13日午後0時半ごろ「住宅の玄関先に不審な2人組がいる」と通報がありました。
玄関のドアのガラスが割られ、現場近くの防犯カメラには、全身黒い服でフードをかぶった2人組が走り去る様子が映っていました。
2人は身長180センチと165センチくらいで、1人はハンマーのようなものを所持していたということです。
被害女性
「(質店の事件の)ニュースを見て、似ているから同じような感じの人なのかなと。怖いなと。熊本市内にまだいるのかなと」
これらの事件の関連性はわかっていません。警察は、家などに何者かが侵入した形跡があったら、決して中に入らずに通報。在宅中に不審者が入ってきたら、まず外に逃げて、その後、通報してほしいとしています。













