
最終節で、まさかのJ3降格。明治安田J2リーグ、ロアッソ熊本の悲劇にサポーターが涙を流しました。
勝てば自力残留、引き分けても富山が3点差以上をつけて勝たない限り、J2残留となる甲府との最終節。
各年代で日本代表を経験する現役高校生Jリーガー神代が決定機をつくったものの、前半を0対0で折り返します。
後半35分、別会場の富山のリードが1点だったことから、大木監督が出した指示は…
大木監督影
「このままでいいと、自分たちから崩れることはしなくていい、という話はした」
守りのサッカーを徹底していたロアッソ。富山が点差を3点に広げたとの情報が大木監督の耳に届いたときには、アディショナルタイム。時すでに遅しでした。
■ロアッソ熊本 0-0 ヴァンフォーレ甲府
まさかのJ3降格にサポーターの目からは涙が止まりませんでした。
サポーター
「来年死ぬ気で戦えよ。戻るしかねーんだよ、絶対、昇格してまた戻ってこい」
大木監督
「この結果は本当に俺一人だ。選手を責めないでくれ。ここで謝って済む問題じゃないけど」
サポーター
「謝らんでいいから勝利で返してくれ」
「やっぱ悔しい。悔しいですね。それだけです」
「降格してしまったんですけど、下を向かずに、前を向いて頑張っていけたらなと思います」
上村選手
「ただただ悔しい気持ちと、ファン、サポーターの声援に答えられなかった悔しさ。申し訳なさという気持ちでいっぱい」
岩下選手
「来年また強くなって、1年でJ2いけるように目標にしたい」
J3転落は2018年以来、2度目、大木監督の退任も決まりました。

昇格条件はJ3で2位以内に入るか、6位以内でプレーオフに優勝すること。前回、降格したときは昇格まで3年を要しました。
なお、Jリーグは、これまで2月に開幕、12月に閉幕していましたが、来シーズンから8月開幕、翌年6月に閉幕となります。













