
全国交通系IC廃止方針の熊本市電 更新費用1億5000万円に縮小…廃止なら1億4000万円
2025年11月21日
熊本市電の決済手段について、全国交通系ICカードでの決済を引き続き利用する方針が示されました。
熊本市の大西市長は、28日の市議会の冒頭で「全国交通系ICカードが利用可能な機器に更新する」と述べました。
熊本市電をめぐって、熊本市は、決済機器の更新費用が高額であることを理由に全国交通系ICカードでの決済を廃止する方針を明らかにしていましたが、市民アンケートで利用継続を望む声が多かったほか、当初2億円と試算していた更新費用が約1億5000万円に縮小する見込みが示されていました。
なお、全国交通系ICの決済をめぐっては、去年11月に熊本県内の路線バス5社が更新を見送っています。