神奈川県横須賀市で老朽化した水道管の取り替え作業中に水があふれ、道路などが冠水しました。市の水道局などの復旧作業により、その後、水は止まりました。

　1日午後2時30分ごろ、横須賀市で通行人から「水道管が破裂して車道が通れない」などと119番通報がありました。

　市の水道局などによりますと、老朽化した水道管を取り替える作業をしていたところ部品が外れ、水があふれました。

　工事をしていた交差点の近くでは道路などが冠水しました。

　復旧作業にあたっていた水道局が午後5時半ごろ、水道管の断面に鉄の板を溶接して水を止めたということです。

　周辺の地域では一連の作業の影響により、水道から濁った水が出たところが30件ほどありました。

　水道局などは部品が外れた原因について調べています。

　現場は京急線YRP野比駅からおよそ1.5キロほど離れた住宅や研究施設などが集まるエリアです。