熊本市教育委員会は、西区にある白坪小学校のプールで、6月2日から46日間、水が流出し続け、水道料金が去年の同じ時期と比べておよそ300万円増加したと発表しました。

　教師3人が水泳の授業の開始に伴い、プール周辺の給水管の止水弁を開けた際、水の流出を防ぐため夏場は閉じておくべき排水弁を誤って開けたことが原因だということです。

　排水弁の蓋の裏に設置されていた用途を示す表示板が経年劣化で外れていて、教師が閉じておくべきと認識できなかったとしています。

　熊本市教委は再発防止に努めるとしています。