
衆院選が27日、公示されました。八代市や人吉市、水俣市、天草市、宇土市などが選挙区の熊本4区は、国民民主党の新人、日本維新の会の元職、参政党と共産党の新人、自民党の前職のあわせて5人が立候補しました。

国民民主党の新人、上田至候補は、八代市で出発式。社会保険料や所得税の最適化による手取りの増加を訴えました。
上田候補
「毎日毎日、日々の生活が大変だという方がたくさんいらっしゃる。ですので、まず手取りを増やす。社会保険料を減らすとか、所得税を最適なところに持っていく、古い政治はできていなかった。自民党の古い政治、この自民党の壁を壊す」
また、エンジニアとしてのキャリアを生かし、事業の創出によって「北高南低」といわれる熊本県内の経済格差を是正したいと訴えました。

日本維新の会の元職、矢上雅義候補は、人吉市で第一声。党に所属する松野明美参議院議員らの応援を受け、多様な意見を国政に届けたいと話しました。
矢上候補
「日本人が一番大好きなお米を作る人がこれから先いなくなるということは、非常に困りますから、やはり食べ物を作ってくださる方を支える、そういう政治が大事です。はっきりものを言える総理大臣が生まれたということでございますので、私どもは、その政治姿勢を信じてやっていきたい」
農業の担い手を支える政治や、与野党の協力によるすばやい意思決定の必要性を訴えました。

参政党・新人の植田貴俊候補は、八代市にある神社で第一声を上げました。幼少期を八代市で過ごした経験に触れ、地域活性化の重要性を訴えました。
植田候補
「参政党は減税・積極財政を掲げている。地方を支えている中小企業や一次産業の従事者の方々がかつての活気を取り戻せるような社会を作っていきたいと思っている」
党が掲げる積極財政や減税を進め、一次産業の基盤を強化していきたいと訴えました。

共産党の新人、本村久美子候補は人吉市で第一声。物価高対策が不十分なまま衆議院を解散したとして高市政権を批判しました。
本村候補
「政府は物価高の対策を何もしないまま解散しました。無責任だと思います。消費税をまず5%に、そして廃止にすれば、一番の対策になるのではないかと思う」
消費税の5%の減税と将来的な廃止、川辺川で計画が進む流水型ダム建設への反対などを訴えました。

10期目を目指す自民党の前職、金子恭之候補は八代市で第一声を上げ、現職の国土交通大臣として地域の発展に取り組むと強調しました。
金子候補
「物流も大切です。交通空白をなくすようにしっかり頑張らせていただきます。社会インフラ、交通インフラ、そういったことに対しても全力で頑張り、地域の繁栄をしていけるように頑張ってまいりたいと思います」
高市政権のもとで責任ある積極財政を進めることで、所得の向上や雇用の創出につなげていきたいと訴えました。
【解説】注目ポイントは?

「くまもとLive touch」コメンテーターで崇城大学の今井亮佑教授(政治学)は、注目ポイントについて次のように話します。
「高市総理は、自民と維新の連立について信を問うということを解散の理由の一つにあげています。言い方かえると、自民党と日本維新の会が政権担うのがいいのか、それ以外の枠組みがいいのかを問うているということです。
4区では、自民党と日本維新の会、与党の候補が2人立っているわけです。こういう選挙区は全国に85ほどあるのですが、そういう選挙区では、与党の候補者の間でどういうふうに差別化を図って、どう支持獲得につなげるかが、選挙戦略で重要になってくる」









