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2026年1月27日 18:55
衆院選 各党首の“一声調査” 演説で最も訴えたかったことは?

 各党の党首は第一声で何を訴えたのでしょうか。演説を分析してみると、それぞれの狙いが見えてきました。

■衆院選 各党首の“一声調査”

自民党 高市総裁 「日本列島を強く豊かに」

 高市総理大臣が約26分間の第一声で最も時間を割いたテーマは「経済」。強い経済を実現するビジョンを示し、連立政権への信任を求めました。

自民党 高市総裁 「何といっても経済成長が今、必要です。何が何でも必要です。日本はまだまだ強くなれる。まだまだ成長できる。日本の国力、外交力も防衛力も経済力も技術力も情報力も人材力も強くする。そのために必要な法律も予算もやっていかなきゃいけない。長い国会が始まる前に、まずは信任をしていただきたい」

 その高市総理と街頭演説で初のツーショットを見せたのが日本維新の会の吉村代表。第一声の大半は高市政権のアクセル役になる決意でした。

日本維新の会 吉村代表 「物価が今、上がっている。食料品の消費税、皆さんが食べる食料品、やっぱりこれぐらいなんとかしようよ。ゼロにしようよ。高市総理も自民党の中で言いにくい部分もあるかもしれません。でも我々、日本維新の会が高市さんのアクセル役になります。日本維新の会は絶対に逃げずに高市さんを支えていく。なかなか自民党では進まなかった改革、中に入ってアクセル役になって、日本の政治を前に進めていきます」

 中道改革連合が第一声の地に選んだのは、最深積雪90センチを超えている青森県弘前市。物価高対策など5つのテーマで訴えました。

中道改革連合 野田共同代表 「生活者ファーストの理念のもとに政策を訴える。一番、物価を押し上げているのは何か。食料品でしょ。だったら、その食料品に関わっている消費税を8%から0%にすれば助かるんじゃありませんか。一番効果的なのは消費税の税率を下げることです。しかもきちっと財源を明らかにして、今年の秋までには実現しようというのが中道である」

 「政策実現野党」を自負する国民民主党は、実現した政策のアピールと残された課題に取り組む決意を表明する第一声に。

国民民主党 玉木代表 「与党も野党も政局、選挙ばっかりで国民生活を見ているのか。私たちは与党の安定ではなくて、国民生活の安定のために戦います。もっと手取りを増やすということで残された課題、住民税の控除額を178万円目指して引き上げて、皆さんの手取りを年間6万円、今年中に確実に増やす、そんな政策を推し進めて参りたい」

 高市政権との対決姿勢を鮮明にしている共産党。外交・安全保障と物価高対策に多くの時間を割きました。

共産党 田村委員長 「私たち日本共産党は最もシンプル、最も合理的、効果的な、すべての消費税を5%に下げる。その先に廃止を目指すことを掲げています。問題は財源。私たちはもうかっている大企業、もうかっている富裕層にふさわしい税金を取れば消費税は減税できるとしっかり提案しています。もう共産党を伸ばして実現するしかないじゃありませんか」

れいわ新選組 大石共同代表 「私たちれいわ新選組は消費税廃止を訴えています。そもそも税金は大金持ちから取らないといけないと違いますか。なぜ庶民や中小零細企業をいじめて税金を取るんですか」

 消費税廃止を訴えたれいわ新選組。第一声で最も声高に訴えたのが解散を決断した高市総理と連立政権への批判です。

れいわ新選組 大石共同代表 「自民党と維新、これが連立政権を組んでて、1つは統一教会と裏金問題、もう1つの維新は国保逃れ。私たちの政権、これでいいんでしょうか。高市早苗のわがまま解散、許していたらいけませんよ」

 原口共同代表の地元・佐賀市を第一声の地に選んだ減税日本・ゆうこく連合。旗揚げした経緯の説明と打ち出した物価高対策に力を込めました。

減税日本・ゆうこく連合 原口共同代表 「日本独立、日本再興、日本救世。我々は何でこんな物価高に悩んでますか。どんどんどんどん貧しくなって年金は減らされ、給料も減らされ、何でですか。政治が悪いからでしょう。消費税、これは廃止一択です。食品だけゼロにしたって何の意味もない。いや、むしろ飲食店は潰れます。社会を変えなきゃいけない。ゆうこく連合は、その先頭に立ちます」

 参政党の神谷代表が訴えたのは、消費税を見据えた減税と外国人政策。党の基本方針や理念などにも多くの時間を割きました。

参政党 神谷代表 「今、経済が回っていないんだったら減税です。景気が悪いのに一般庶民や貧しい人や赤字企業からも税金を搾り取るんですか。そんなことをしたら若い人たちの所得も上がらず、結婚ができず、人口が減るじゃないですか。人口が減るから外国人の移民が必要になるんでしょ。参政党は排外主義ではありませんが、移民の過度な受け入れには猛反対です。移民を入れない方が国が安定し、経済が回るんです」

 日本保守党の主張は減税、再生可能エネルギー政策の見直し、外国人政策の見直しの3つです。

日本保守党 百田代表 「減税です。もう減税、待ったなしです。国民をまず豊かにする。財源は減税による経済成長です。減税すれば必ず経済成長します。それこそが政治の役目であると思います。私たちが今回、最も大きな問題と考えているのは移民問題です。移民はもういらんと。いったんストップしようじゃないか、抜本的に見直そうじゃないかと言っているんですよ」

 社民党の主なテーマは2つ。政権批判と経済政策。公約の柱は消費税率ゼロによる強力な物価高対策を早期に実施することです。

社民党 福島党首 「自民党政権を打倒する選挙です。今だから社民党。あなたの税金はあなたのために。消費税ゼロ。税の再配分が非常に弱いのが日本の政治です。大企業の600兆円以上に及ぶ内部留保には課税をすべきだ。公平な税制をやる。そのことを社民党はやります」

 消費税について「現状維持」としているチームみらい。第一声では、教育や子育てなど未来志向の政策を強く訴えました。

チームみらい 安野党首 「未来に対して希望が持てるような、そんな国をつくる。それがチームみらいがやりたいことです。消費税の減税を訴えてはおりません。その理由はなぜかというと、全世代が負担する、海外から日本にやって来ていただいた方も負担するような消費税を下げるのではなくて、今、大きな現役世代の負担となっている社会保険料を下げる。これを優先すべきだと考えるからです」

 真冬の短期決戦となる衆議院選挙。来月8日の投開票に向けて12日間の選挙戦が始まりました。