白いローブをまとったトランプ大統領。この投稿が新たな火種となっています。
■キリスト風の画像に批判殺到
女性がドアをノックすると、出てきたのはトランプ大統領。
女性 「ご注文の商品を届けに来ました」
ホワイトハウスへのフードデリバリーです。
そして、100ドルのチップを渡しました。“チップを非課税にする”という政策のアピールですが、この日に問われたのは「謝罪をしないのか」ということでした。
トランプ大統領 「謝罪はしない。なぜなら教皇レオが間違っているからだ」
トランプ大統領は今、カトリック14億人を率いるローマ教皇レオ14世と激しく対立しているのです。理由は教皇にイラン攻撃を批判されたから。
SNSへの投稿では…。
トランプ大統領のSNSから 「教皇レオは犯罪に対して弱腰で、外交政策は最悪だ」 「彼は感謝すべきだ」 「彼は教皇候補のどのリストにも載っていなかった」 「選ばれたのはアメリカ人だったからにすぎない」 「教会がドナルド・トランプに対処する最善の方法だと考えたからだ」 「私がホワイトハウスにいなければ彼がバチカンにいることもない」
そしてその直後に、AI(人工知能)で作成されたとみられる画像も投稿しました。白いローブをまとい、光り輝く手を病人の額にかざしています。まるで“キリスト”です。
投稿はその後、削除しましたが、トランプ大統領は…。
トランプ大統領 「あれは私だ。私が投稿したものだが、私が医者として描かれていて、赤十字と関連したものだと思ったんだ」
「自分をキリストになぞらえている」という批判に対しては…。
トランプ大統領 「そんなことを思い付くのはフェイクニュースだけだ。どうしてそんなことを思い付く。あれは人々を良くする医者だ。実際、人々を良くしている」
ローマ教皇はトランプ大統領の攻撃は意に介していないようです。
ローマ教皇レオ14世 「トランプ政権のことは恐れていない。私はこれからも声を大にして戦争に反対し、平和の促進を模索し続ける」
停戦は継続中ですが、アメリカ軍によるホルムズ海峡の“逆封鎖”は予告通り始まったといいます。
トランプ大統領 「午前10時から始まった」
明海大学 小谷哲男教授 「今でも毎日200万バレル程度の石油をイランは中国やインドなどに売って、軍事作戦を継続するための資金源にしているわけですね。アメリカとしてはイランとの停戦協議が今回うまくいかなかったので、イランにさらなる圧力を掛けるために、イランの資金源を断つために海上封鎖を始めた」
イランは報復を警告しています。
イラン国営放送 「犯罪国家アメリカによる公海での船舶の航行制限は違法であり、海賊行為に等しい。もしペルシャ湾とオマーン湾におけるイランの港の安全が脅かされれば、他の港も安全ではいられない」
慶應義塾大学 田中浩一郎教授 「当然、イランは原油価格の高騰をこうした行為が招くことから一層、トランプ政権が窮地に立たされるだろうと予想。これは我慢比べで、イラン側が音を上げるかアメリカ側が音を上げるか、チキンレースをすることになる」
ニューヨーク・タイムズによりますと、パキスタンでの協議ではアメリカ側が“すべての核開発を20年間止める”ように求めたのに対し、イラン側は“5年なら応じられる”と返答したといいます。
明海大学 小谷哲男教授 「この期間を見てもまだまだ開きがある。ただ逆に言えば、交渉の余地があるということ。互いに溝を埋めていくことはこの先あってもおかしくない」
慶應義塾大学 田中浩一郎教授 「ウラン濃縮を巡る双方の隔たりが大きいのは分かっている。ここで何らかの妥協案が双方から出されるか、あるいはどちらかから出されることで、相手方が納得できるということなら『一歩前進した』ということになると思う」
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