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2026年4月23日
「水俣病と認めてほしい」提訴から10年以上戦い続けた原告の訴えは、またも裁判所に退けられました。
「きょうの裁判は勝つという気持ちで福岡に来た」

この裁判は、水俣病が公式確認された1956年前後に生まれたいわゆる「第2世代」と呼ばれる男女7人が2015年に提訴しました。
原告らは、幼いころにメチル水銀に汚染された魚介類を大量に食べ、手足のしびれなど感覚障害を発症したなどとして、水俣病認定の棄却の取り消しと、水俣病の認定を求めて、熊本県と鹿児島県を訴えています。
2022年3月に熊本地裁が7人全員の請求を退け、原告側が控訴していました。

福岡高裁は、23日の控訴審判決で、原告らがメチル水銀にばく露してから症状の確認までに20年から30年が経過していて、メチル水銀によるものとは合理的に説明できないとし、症状の原因が、他の疾患による可能性が否定できないとして、原告全員を水俣病とは認められないとする一審判決を支持。控訴を棄却しました。
判決後、水俣病被害者互助会の佐藤英樹会長らは納得できないと語りました。
佐藤会長
「裁判官が被害者を差別・区別しているということです。到底、許されないと思います」
原告・西さん
「ありえないって、聞いた瞬間そう思いました」

佐藤会長
「本当に残念でなりません。最高裁に上告したいと思います」
原告らは、上告する方針です。
また、熊本県の木村知事は「県の主張が認められたものと承知している。今後も公害健康被害補償法に基づく認定審査を丁寧に進めていく」としています。