
学校に防犯カメラ。熊本市は小・中・高校などの校舎内への設置を検討しています。
大西市長
「私としては、子どもや先生たちを守るものでなければいけない。そういうための仕組みという意味では、防犯カメラは、非常に有効ではないか」
目的はいじめや性犯罪の防止です。市民の受け止めはどうなのでしょうか。
今年2月には、防犯カメラ設置の是非を問うアンケート結果が公表されました。

熊本市立の学校に通う児童や生徒、保護者、教職員など延べ約3万6000人が回答。全体の約7割が設置に「賛成・必要」と答えましたが―
熊本市教委
「中学生になると、プライバシーや監視範囲への配慮を多くいただいております」
賛成の割合は、年齢が上がるにつれて減少し、中学生・高校生では、約4割でした。
「学校内の犯罪の抑止力になる」「いじめの対策や証拠になる」といった設置に前向きな意見の一方で「いじめをする人は、カメラのある場所ではしないと思う」「教室や部室など着替えにも使う場所にカメラを置くことは、プライバシー的にどうなのか」「監視されていると思うと、遊びや会話など堅苦しくなったり疲労感を感じる」など設置に否定的な意見もありました。
4月に導入した自治体の事例

カメラの設置について、意見は様々ですが、今年4月、校舎内に防犯カメラを設置した自治体があります。愛知県のみよし市です。
みよし市教委
「名古屋市でSNSグループの盗撮の画像を共有する件がありました。7月中旬に2件、中学校の方で盗撮案件がありまして…」
去年、学校で教師による盗撮事件が連続して発生したことを受け、子どもたちを被害から守るため、設置を決めたと言います。
プライバシー保護の観点についてはどのように考えているのでしょうか。
みよし市教委
「普段活動しているすべてを映すではなくて、性犯罪の防止のための限定した。着替える可能性のある場所の出入りのところだけ、チェックするようなものを作ってはどうか、ということで」

プールやトイレなどの出入り口が見える場所に防犯カメラを設置することで、性犯罪の抑止を目指しているとしています。

また、撮影されたデータの保管方法についても厳重に管理しているといいます。防犯カメラのデータにアクセスするための鍵は、学校の職員ではなく教育委員会が管理。データの保存は1カ月で、限られた人だけがアクセスできるようにしているそうです。
熊本市は今年度アンケート結果をもとに、子どもたちへの聞き取りなど含め丁寧に議論を進めたいとしています。













