
庁舎建設めぐる百条委の委員つとめる八代市議3人の「除名処分」本会議で否決
2026年7月1日
熊本県の八代市庁舎建設に関する百条委員会が3日開かれ、汚職事件の舞台となった入札の評価基準を作成した経緯について、当時の副市長が証言しました。
八代市の新庁舎建設をめぐる百条委員会は、関係者らの逮捕後、中断していましたが、3日、証人喚問を再開しました。

庁舎建設をめぐっては、これまで、入札の際に前田建設工業が代表の共同企業体に有利な基準を設けるなどした見返りに現金6000万円を受け取ったあっせん収賄の罪で、現職の八代市議・成松由紀夫被告ら3人が起訴。
また、賄賂のうち、約2000万円をマネーロンダリングした組織犯罪処罰法違反の罪で、4人が起訴されました。

前回の証人喚問では、当時、市職員として入札に関わった男性が評価基準案を副市長に提出した際、「2~3日預からせてくれ」と言われ、数日後に上司から提示された評価基準は、前田建設工業に有利なものに変更されていたと発言しました。
3日の委員会では、こうした当時のやりとりについて、当時の副市長が証言しました。
(質問)
「成松議員と評価基準について確認したことはあるか?」
(当時の副市長)
「2~3日の間に、成松市議とは会っています。(評価基準は)元々は成松市議から持ち込まれたものです。評価表を見て、これなら、どこの会社が有利だとか、そういうものを理解するのは私としては難しかった」

「(成松市議と)職員との距離が、私の印象だが、近すぎた、近すぎて上司みたいになってしまうこともある」
百条委員会は、今後も、当時の市幹部の証人喚問を予定しているということです。