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2026年4月14日 19:18
「天の声に従うよう指示された」新庁舎建設めぐる疑惑 職員が議会で証言

 熊本県の八代市役所の新庁舎建設をめぐり官製談合の疑惑が指摘されていることを受けて、市議会で証人喚問が行われました。

 2022年に完成した新庁舎の本体工事の入札は、価格だけでなく、技術力なども考慮する総合評価方式によって行われました。

 入札には、前田建設工業と地元の会社2社による共同事業体のみが参加し、およそ118億円で落札しました。

 この選定過程に談合があったのではないか、という指摘が市議会などであり、当時の工事発注に関わった市の職員らが証人喚問されました。

 14日、八代市議会で開かれた委員会で証言した職員から出た言葉は「天の声」。この委員会は、去年12月に設置され、新庁舎建設をめぐる疑惑を調査している、いわゆる百条委員会です。

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 「課長補佐から口頭による指示で総合評価の基準案が手渡され、この基準案に沿って『天の声から、一言一句変更することなく業務を進めるように』と指示された」

 証人として出席した職員からは、市の幹部からの指示を受けて新たに加えられた総合評価の基準案では、特定の業者が有利になると感じたなどと発言がありました。

 また、別の証人は、業者の利益を捻出することを目的に、工事図面の書き換えなどの手法が市役所内部で検討されていたと証言しました。

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