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2026年7月29日 12:48
震度7で被災の病院…深夜に患者127人を転院 10年前の熊本地震の教訓生かされる

 震度7の揺れが襲った熊本県宇城市の病院が被災。100人以上の入院患者の転院を深夜に決行しました。

 宇城市松橋町の熊本南病院。震度7の揺れが突然襲いました。

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事務局長
「倒壊する恐れをやっぱりちょっと感じたもんですから、天井からも壁が落ちてきましたんで、どんどん揺れが続くんで、一旦これは外に出そうっていう判断で外に出して」

 病院の外壁は崩れ、建物内部も…

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田中杜旺アナウンサー
「こちらがナースステーションです。資料などが床に散乱している状況です。当時の揺れの激しさを物語っています」

 患者をこのままにしておくわけにはいかない。127人もの入院患者を深夜のうちに別の病院へ転院させる必要に迫られました。しかし…

副院長
「患者さんとこに入ろうと思ったらドアがもう開かないんで、そこを開けたり、それで患者さんを出すにもエレベーターも止まってるからですね」

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 院内は大きく被害を受け、行く手を阻みます。断水も発生するなど極限状態の中協力して患者を安全な場所へ移動させます。中でも心配だったのは…

院長
「患者さんはですね、もう慢性の疾患の方ですので、自分の自力で体を動かしたり、息をしたりすることができない患者さんですので、人工呼吸器が生命維持装置なんですよね」

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 24時間人工呼吸器が必要な患者も多い中、全館が停電。自家発電に切り替えましたが、それも1日か2日しか持たないため急いで転院を進める必要がありました。しかし…

事務局長
「受け入れ先の病院を見つけることと、あとは対する車の手配が」

 ここで役に立ったのが2016年の熊本地震のノウハウでした。

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事務局長
「連絡取って、どこどこ病院は20人オッケーだよ、どこどこ病院は30人オッケーだよ、どこどこ病院は呼吸器使ってる患者さんはオッケーだよっていう形で連絡もらって、あれに全部ホワイトボードに書いて、どの患者さんをまず出すのか、優先順位をつけて、車が来るごとにピストン輸送みたいな感じで」

院長
「やはりこれは、10年前の私たちの経験が役に立ってるんだと思います。10年前は熊本市民病院が病院避難になりました。そのときの経験が生かされて、今回は熊本南病院の病院避難がスムーズにいったんじゃないかなと思っています」

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 各病院と直接連絡を取り合い転院先を決め、輸送手段は福祉タクシーや輸送先の病院の協力を得て確保しました。その後災害派遣医療チームD-MATが到着。派遣元の久留米や佐賀など県外の救急車の助けも借り、午前7時45分に無事127人全員をけが無く転院させることができたということです。しかし今後は…

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院長「どうなるんでしょうか。うちの病院は障害のある患者さまたちにとってはなくてはならない病院なので、今後再建されるのかどうなるのか、ちょっと分かりません、今の段階では」

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