
熊本県嘉島町のイオンモール熊本で28日に起きた爆発事故を受けて、イオンの吉田昭夫社長らが熊本市で会見を開き、経緯などを説明。「爆発は想定しきれなかった」と語りました。
会見の冒頭、「尊い命を失われた方々がおられる事態を招きましましたこと、大変重く受けとめております。お亡くなりになられた方々にご冥福を申し上げるとともに、ご遺族の皆様に、深くお詫び申し上げます」と話した吉田社長。地震発生後の経緯を説明しました。
これによりますと、28日は、午後4時27分に最初の地震が発生。揺れが収まった後に、従業員が屋外への避難を誘導し、午後5時ごろ、駐車場に約3000人の来店客と約1500人の従業員が避難したということです。
その後、避難から約50分後に爆発が発生。これまでに、専門店の従業員3人の死亡を確認、1人が心肺停止だということです。
また、イオンモール熊本の専門店、グループ従業員約2700人の安否確認システムで確認したところ、現時点で3人の安否が確認できていないとしています。
イオンモール熊本では、2005年の開店当時からLPガスを使用。供給タンクは屋外に設置されていて、今回損傷が大きかった2階南側の中央部にはガスを使用する飲食店はなく、その経路にあたるとしました。
ガス設備については、定期的な自主点検を3月、法定点検を6月に実施したということです。また、訓練を年に2回実施。避難後は、館内に戻らないというマニュアルだったとしていますが、何らかの理由で建物内に残った人がみられるとしました。
また、10年前の熊本地震で被災した際には、新耐震基準による復旧工事を行ったとしたうえで「このような爆発が起こることは想定しきれなかった。東日本大震災含めて、供給ガスによる爆発は初めて」としました。
まずは、人命救助を最優先に、消防や警察など関係機関の指示に従いながら、必要な支援を最大限、行っていくとしました。
(吉田社長)
「亡くなられた方々、ご遺族のみなさま、負傷された皆様に対し、誠心誠意、対応していく所存です」















