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2026年8月10日 20:07
逆に進む台風に不安“初めてなので怖い…” 初上陸か 茨城・福島で警戒強まる

 台風15号が異例の進路で夏休みを直撃です。茨城県か福島県に上陸すれば、いずれも初めてのことで、地元は警戒を強めています。

■台風15号あす上陸へ 警戒強まる

 お盆休みに突入し、宮城県の海水浴場には家族連れの姿が多くありました。売店もにぎわっていますが…。

売店の店員 「あしたは遊泳も禁止。店も全部閉まる。今の時期、そういうのがメインなのでなくなると痛手」

 その原因が、太平洋側から異例のルートで列島に迫る台風15号です。

七ヶ浜町観光協会 郷古明頌さん 「台風の影響下で風がしっかり強い。朝に比べ、徐々に強くなってきている」

 多くの台風は偏西風に乗って西から東へと流れますが、今回の台風15号は高気圧と寒冷渦の影響を受け、北上中に進路を西へ。

 いつもとは逆の東から西というルートで福島県か茨城県に上陸する可能性が高まっています。

 統計史上、この2つの県に台風が上陸したことはありません。

大洗町民 「世界の気候が変わっている。油断していたので甘く見ないよう気を付けたい」

 茨城県の海沿いに住む人は不安を抱えていました。

 時間を追うごとに波や風は強まっています。大洗の象徴、太平洋に設置された鳥居にも白波が立ち始めました。

 海沿いの観光施設では初めての上陸に備えています。

大洗美術館 榎本宇内代表 「東から茨城に真っすぐ来る台風は経験上初めてなので、怖い台風。東から来る台風の怖さは、沖から波を台風が持ってきてしまう。高波・高潮が起こりやすい。初めてなので一番怖いケースを想定して、あすは休館」

 11日は臨時休館を決め、柵などが風に飛ばされないよう対応に追われていました。

 観光客も困惑しています。

富山からの観光客 「日の出が見たいと思っていました。海から昇る日の出を見に来て。『あっちいけ、あっちいけ』と思っていたが、残念です」

 台風が上陸したことがない福島県でも対策が進んでいます。

 いわき市の港では多くの漁船が太いロープでつながれ、波に流されないようにしていました。

 徐々に近付く台風15号。東北から関東は11日の午前中から雨が降り出し、上陸するのは夕方以降となる見込みです。