父を戦争で亡くし、幼少期に終戦を迎えた自民党の古賀誠元幹事長。終戦の日を迎え、その古賀さんに憲法9条の改正議論、そしてこれからの安全保障について伺いました。
■戦争の記憶…苦労する母親の背中
自民党 元幹事長 古賀誠さん 「(Q.当時のことは覚えている?)まだ5歳ぐらいですから、本当に朧げにしか記憶がない。ただやはり、あの日のことは生涯忘れないでしょうね」
古賀さんが2歳の時に父親が出征し、レイテ島で戦死したといいます。
古賀誠さん 「物心ついた時の最初の思い出は父親の姿ではなく、苦労している母親の背中から始まった人生ですから」
■改憲議論…「憲法9条は守り通す」
古賀誠さん 「(Q.日本の平和の源は?)国民が勤勉で素晴らしい民族ということもあるんでしょうけど、特に(憲法)9条、これはやはり、自由な、平和な81年に大きな役割を果たしてくれたと思う」
そのうえで、憲法9条改正が現実味を増してきている現状にも警鐘を鳴らします。
古賀誠さん 「(Q.憲法改正の議論で何が一番大切?)9条は絶対に守り通さなければいけない。まさに先人や先達が決めた覚悟ですよ。理想だからこそ、それを実現するのが為政者の使命。私は大切な財産であり、宝だと思います」
■高市政権“戦争ができる国に…”
また、古賀さんは高市政権の動きに危機感を持ったといいます。
「戦争ができる国に近付いてきているのではないか。そういう怖さを率直に受けます」
4月、高市政権は防衛装備移転3原則の改正を閣議決定。これまで原則禁止だった殺傷能力を持つ「武器」の輸出が原則可能になりました。
古賀誠さん 「(Q.『日本やパートナー国の防衛のため』『紛争を未然に防ぐため』と総理は発言)僕は基本的に考えが逆でね。防衛力・軍事力を強くするというのではなくて、お互いの信頼関係の中で話し合い、そういう関係こそ平和につながっていく、抑止力なんだと」
そのうえで、「戦争は理屈に収めてはいけない」と指摘します。
「戦争を理屈で割り切れば、外交の手段の一つですから、昔から。だから怖いんです。戦争は理屈に収まるものではないということを教えてもらいたいなと」









