南阿蘇・栃木温泉で、先月営業を再開した『小山旅館』。
創業200年。中国の革命家・孫文やヘレン・ケラーなど著名人が訪れた宿です。

熊本地震で崩れた土砂で泉源が覆われ、ポンプが壊れるなど存続の危機に陥っていましたが、80メートルほど下ったところに復活した泉源があるということで特別に案内してもらいました。

小山旅館の名物は、この絶景。大きな鮎返の滝は客室の窓からも見下ろせるといいます。

熊本地震での傷跡が少しずつ癒える中、常連客が戻って来ているそうです。

続いてお邪魔したのは、新阿蘇大橋から1キロの場所に誕生した『アコンカグア リゾーツ』。
前身は140年の歴史を持つ荒牧旅館。地震で被災しましたが、今回リゾートホテルへと全面リニューアルしました。

できるだけゆったり過ごせるようにと客室は12部屋に絞ったとのこと。

また、長期滞在をする人向けにキッチンやランドリーが備えられ、旅行先で働く「ワーケーション」での利用も想定した環境も整っています。

泉質に定評がある栃木温泉は貸し切り湯でも楽しむことができ、ゆっくりと旅の疲れを癒せます。

ディナーにはフレンチのフルコース。まさに非日常を堪能できます。

目指すのは「阿蘇観光の拠点」。ここから阿蘇全体を盛り上げたいと話します。