今回のキラリ星は、慶誠高校パティシエコース22人の中から選ばれた4人チーム「エトワール」を紹介しました。

彼女たちは、去年行われたパティシエを目指す、全国の高校生が技術とアイデアを競う”スイーツ甲子園”で全国大会決勝戦まで勝ち上がり、協賛企業である不二家から贈られる特別賞「ペコちゃん賞」に輝き、副賞として不二家とのコラボスイーツ開発権などが贈られました。

メンバーはリーダーの島川さん、細かい作業が得意で飾りつけを担当する西村さん、作品の仕上がりを左右する飴細工担当の石川さん、3人の動きを見て調理の効率化を図るマネージャーの松野さんの4人。

今回11月に行われた大会で披露されたケーキを特別に作っていただきました。
大会のテーマは、「クリスマス」。

地産地消や健康面にもこだわり材料には野菜を使用しています。
中身はクリスマスカラーで綺麗な層になっており、土台となるのは、フワフワほうれん草のダコワーズ。
赤く染まったトマトジュレと、上にもほうれん草を煮詰め味を引き立てたムースが、最後に熊本県産のチーズで作ったムースフロマージュで包みます。

味だけではなく、デコレーションにもこだわっています。
マジパンを使って可愛らしい作る細やかな飾りと、ツリーは温度調節が難しい飴細工で自分たちの思いを表現していきます。

完成したのがこちらの「アベニールブリオン」
見ているだけでおいしさが伝わってきます。

4人はそれぞれの進路へ進むためこれが最後の作品となりましたが、お菓子で人を幸せにしたい気持ちは一つなのでこれからも4人に期待しています！