陸上自衛隊健軍駐屯地への長射程ミサイル配備計画をめぐり、熊本県内各地で、反対の声が上がりました。
「長射程ミサイル配備に関心を持っていただき、私たちとともに反対の声をあげてほしい」
熊本市中央区の下通アーケードでは26日、複数の市民団体からおよそ20人が集まり、配備計画の撤回を訴えました。
11月9日には、健軍商店街で反対活動を実施するということです。
また、健軍駐屯地前では25日、NPO法人「くまもと地域自治体研究所」のメンバーらが集まり計画に抗議しました。
「くまもと地域自治体研究所」は県に対し、「長射程ミサイルが住民の安全に重大な影響を与える」として「県民の理解を得られるまで配備を認めないとの意見を国に伝えること」などを求めています。
(高林秀明副理事長)「まだ知らない人も多いのではないかということで、できるだけ多くの人に知ってもらいたい」
メンバーらは、県民への説明を求めるプラカードを掲げるなどし、問題意識の周知を図りました。


