
政務活動費の増額を議会が要望 熊本市議会は月額20万円
2025年12月9日
来年1月下旬に中国に返還されることが明らかになった東京・上野動物園の双子のジャイアントパンダシャオシャオとレイレイ。2頭が返還されれば、パンダは国内から姿を消すことになります。

パンダは日中国交正常化が実現した1972年に初めて来日したということですが、熊本県内にも中国との友好の証である動物がいます。
熊本市動植物園の「キンシコウ」です。

1979年に熊本市が中国・桂林市と友好都市になったことをきっかけに、共同研究のため1993年に中国から借用する形でやってきました。
そのキンシコウが2004年に産んだヨウヨウが、現在、日本で唯一の個体です。
大西市長
「パンダが見られなくなるのは寂しいけどね」
パンダ返還のニュースを受けて、熊本市の大西一史市長がコメントし、国同士が相互理解を深めることが必要だとしました。

大西市長
「動物に罪はないので、できるだけいい環境で動物が育つように、そして、それを見守って我々も楽しんでいけるように、いろんな外交状況があると思いますが、キンシコウも友好の証であるので、友好を動物たちがつないでくれといいなと思います」
熊本市によると、今のところ、返還などについての話は出ていないということです。