
物価高で暮らしが圧迫されるなか、新学期を迎える教育現場で、制服などのリユースの動きが広まっています。
「いま制服とか高いんですよね~」
「これ使ってくれたらうれしいなって」
熊本市の画図小学校の体育館に運び込まれた箱の中には、児童用のシャツに、半ズボン、プリーツスカート。セーターやベストのほか、体操服や水着もあります。
「自分のお子さんがサイズアウトした制服を、寄付という形になっています」
「私も以前参加させてもらって、大きめの服を何着かいただきました」
「体操服の洗濯が間に合わなかったりすると、洗い替え用にもう一着あると
すごく助かります」
各家庭で準備する小学生の学用品は、ランドセルなども一式そろえると10万円以上かかり、制服など高額なものも多くあります。
こうしたなか、PTAで取り組んだのが「リユース」無償の譲渡会。数年前に始め、今回で3回目です。
PTA
「コロナ禍前までは家族同士でやりとりとか保護者同士のつながりがあったのですけど、コロナになってそれがなくなってしまって、保護者さんから家に余っているけど、どうにかかならないかという意見もあったので」
学校に相談し、職員室の前に制服などの回収箱を置き、授業参観などで親たちが学校を訪れるタイミングで声を掛けるなどして集めています。
会場には集まったおよそ300点の制服などが並び、譲渡会が始まると、保護者や児童たちがさっそく品定めしていました。
「非常に良いと思いますねやっぱり、うち子どもが多いので助かります」
「ほかの兄弟、下の子がいるので本人がおさがりでいいよって、言ってくれたから。逆にこういうお洋服とか新しいの買っているので、制服とか高いものは、おさがりでも良いかなって」
参加者の中には育成クラブの主任も。
「着替えが必要になるお子さんもいらっしゃいますので、そういった時の着替えをわけていただけたらと思って、以前は安いところで買えていたものが買えなくなったりして」

また、今年からは、社会見学や授業で使う「探検バッグ」や「算数セット」も集めています。学校と協力して管理し、必要な児童に貸し出すことを考えているそうです。
PTA
「思った以上にパッとなくなって、6着7着持って帰ってくれる方もいらっしゃったので、よかったと思います。助け合いながら、子どもたちを育てていけたらと思っているところです」













