
SNSで“やせる薬”として話題になっている「マンジャロ」。正しく使わないと非常に危険です。
(街の声)
「打ちたい、打ちたいって言うんですけど、やめたほうがいい、って。使った人から言われます」
「体調もだし、体全部がやせるから、バランス悪くなるみたいな」
「SNSとか、(痩せましたという)動画がひたすら流れてくるから、私に必要なのかなって、思っちゃいました」
「正直、何も体に影響がなかったら、使ってみてもいいかなと思ってしまう」
肥満症治療の専門家は
熊本大学病院肥満症治療センターの窪田直人センター長は次のように指摘します。
(窪田センター長)
「今、マンジャロがあまりにも有名になってしまっているので『マンジャロ=やせ薬』みたいな印象があるんですけど、そもそもマンジャロは、糖尿病の治療薬として開発されています」
治療薬として食欲が落ちて、体重が減少することが知られていますが、医師の指導のもと適正に使用することが必要です。
副作用として、嘔吐など消化器系の症状のほか、急性すい炎やアナフィラキシーなども起きうると警鐘を鳴らします。

(窪田センター長)
「この薬を使って救急外来に来ちゃう人もいるし、いろいろと健康障害も報告されているので危ないんですよね。切れ味がいいだけに、副作用も出やすい。この薬は、きちんと医師の管理のもとで適切に使わないと危ない薬剤だということを、みんながきちんと認識することが大事だと思います」
製造・販売元も注意喚起

製造・販売元の「日本イーライリリー」も注意喚起の声明を発表しています。
「美容目的などに使用した場合の安全性は医学的に確認されておらず、深刻な健康被害につながる恐れがあり、無許可での売買・転売は法令違反にあたるとして、警察などと連携して適正使用に取り組む」としています。
なお、治療として適切に使用して副作用が起きた場合、補償を受けられる可能性もありますが、目的外使用の場合は、一切、補償されません。













