
熊本地震から3週間 住宅被害3万2000棟超、3000人が避難生活
2026年8月18日
熊本地震の後、最大10万8000戸だった断水の戸数は、7380戸にまで減少しました。8月末の解消を目指し、復旧が進められていますが、これは上水道に限ったものです。
(記者)
「八代市南部に来ています。こちらの校区では生活用水のほとんどを、地下水でまかなっている家庭が多く、水の確保が課題となっています。
金剛地区のコミュニティセンターを訪れると、給水車に水を求める人の姿がありました。
(住民)
「自宅の井戸は地震の日から水が出なくなって」
「地下水に恵まれているので、ここの生活は、すごく水がおいしいと有名だったんですけど、まさか、こういう被害にあうとは」

熊本県や八代市によると、市内の人口は約11万7500人で、上水道の利用者は6万人弱。人口の半分弱は地下水を利用しているとみられています。
近くの住宅では…
(住民)
「全然お湯も出ないし、水も出ない」

家の裏にある井戸を見てみると、地下水をくみ上げるモーター音はするものの、出てくる水は雀の涙。
「水が一番欲しかです。毎日どうかならんかなと思って、毎日スイッチを入れてみたり」
周りの家でも、くみ上げた水が濁ったり、異臭がしたりして、生活用水として使うことはできないそうです。

八代市が緊急で行った井戸の被害実態調査では、市内の4400戸が地震による被害を受けていたことがわかりました。
修理業者も限られるため、修復の目途はたっていません。
「ここのあたりは全部、井戸水だから、水に不自由することはなかった。上水道の方は(断水解消の見通しがあって)よかったんですけど、井戸水だから順番があるから、気長に待つしかないですね」