ドイツで戦後初めて極右政党から州の首相が生まれるかもしれません。なぜ今、支持されているのか。鍵は青いバイクでした。
■極右政党“AfD”なぜ今躍進?
極右・AfD州首相候補 ウルリヒ・ジークムント氏(35) 「我々の祖国を取り戻そう!我々は『ドイツのための選択肢(AfD)』だ」
ザクセン・アンハルト州で行われた州議会選挙で第1党となったのは、極右政党のAfDです。
イーロン・マスク氏が集会に登場すると、ワイデル共同党首がハートマークを送ります。
イーロン・マスク氏 「ドイツ人であることに誇りを持つことが重要です」
なぜ、ドイツで極右が支持を集めているのでしょうか。
極右・AfD州首相候補 ウルリヒ・ジークムント氏 「移民政策を見直し、社会に貢献する人々と不法滞在し制度を悪用している人々を区別し、国に送還しなければなりません」
「反移民」で支持を拡大したAfD。環境保護に否定的な姿勢で、ウクライナ支援についても反対しています。
AfDに投票した人 「国民に利益をもたらす変化が必要です。移民の方が優先されているからです」
AfDが勢力を拡大しているのは所得が低い旧東ドイツ。今回、第1党を獲得したザクセン・アンハルト州も旧東ドイツです。
東西の所得格差は年々、拡大しているといいます。
ドイツで戦後に極右政党が州政府の実権を握ったことはなく、今回、AfDの躍進が伝えられるとドイツ各地で抗議デモが行われました。
プラカードには「極右に反対」「二度と繰り返さない」などと書かれています。
抗議デモの参加者 「ファシズムが何をもたらすか分かっているのに同じ過ちを何度も繰り返している」
AfDが州の政権を担うことはあるのでしょうか。
これまで主要政党は極右政党との連立を拒否する「防火壁」という方針を掲げています。
AfDは第1党となりましたが、単独過半数には及ばず、他党との連携が必要です。









