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2026年10月14日 18:54
海水温の上昇からアサリを守る!陸上養殖の実証実験 官民連携でエサのコスト軽減にも

 暑さからアサリを守るため、陸上での飼育が始まりました。

 全国有数のアサリの産地・有明海では、近年の夏の海水温の上昇や頻発する豪雨による淡水の流入でアサリの大量死が発生。漁獲量が激減し、2019年を最後に出荷ができない状況が続いています。

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(熊本北部漁協・上田組合長)
 「アサリが開いてしまって死滅状態で、これを見て私はガクッときて」

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 アサリは出荷サイズになるまでに3年ほどかかります。特に小さく成長段階にある時期は、暑さに弱く、夏の厳しい海の環境を避けるため、長洲町や漁協、企業、大学の5者が連携し、漁協が漁場で育てるアサリの稚貝を海水温が高い時期に陸上の水槽に移して、時期を見て海に戻す実証実験を始めました。

 最大の課題は、エサのコスト。対応のため導入されたのが、連携企業の使っていなかった資源です。

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(佐藤由季アナウンサー)
 「これまでは廃棄されていた液体を有効活用することで、アサリのエサを低コストで作っています」

 アサリのエサとなるプランクトン「ケイ藻」を育てる栄養分として、調味料を生産する工場でアミノ酸を作る際にできる副生液を活用するほか、ケイ藻の代わりに「米ぬか」を与えるなどし、エサ代を10分の1に抑えられる見込となりました。

(熊本北部漁協・上田組合長)
 「陸上でも育成して、販売までつなげることができたら」

 実証実験を続け、2029年度の実用化を目指します。

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