
クレジットカードを使ったタッチ決済をすると、運賃が半額になるキャンペーンが熊本県で始まりました。

対象は県内を走る路線バス、熊本市電、熊本電鉄、南阿蘇鉄道で、熊本、福岡を結ぶ高速バス「ひのくに号」も対象です。

熊本県内のバス事業者でつくる共同経営推進室によりますと、バス利用者のうち、約18%がタッチ決済を利用するなどクレジットカードによる決済の需要が広がっていて、今回のキャンペーンでさらなる利用促進を図る狙いがあります。
(九州産交バス)
「ICでもない現金でもないタッチ決済という支払いの方法で、みなさんに新しい体験をしていただけたらと思っております」
共通定期券もタッチ決済「ふらピッと」

タッチ決済をめぐっては、来年4月に新サービス「ふらピッと」も始まります。
タッチ決済を利用した共通定期券で、バスや市電といった事業者をまたいで利用することができ、同じ料金区間であれば、あらかじめ設定した月額上限を越える運賃は発生しません。

(髙田共同経営推進室長)
「公共交通を利用していただく方を一人でも増やしたい、できる限りの利用者目線に立った商品を」
定期券をタッチ決済で行うサービスは国内初です。従来の定期券は、区間で購入していましたが、利用する運賃に応じて上限額を決め、タッチ決済で支払う形となります。

例えば、200円の区間であれば、月額最大7200円の定期券となり、これを超えて利用しても追加料金はかかりません。また、上限まで利用しない場合は、利用した分での支払いとなります。
バスや市電などの事業者を超えて利用できるのも特徴です。
熊本市電で「信用乗車」
さらに、熊本市交通局は、2031年度から市電で「信用乗車」の実証を始める予定です。
乗務員による運賃確認を省略し、タッチ決済であれば、どの扉からでも自由に乗り降りできる仕組みで、降車にかかる時間を省くことで混雑緩和とダイヤ通りに運行できる「定時性」の向上が見込まれるとしています。













