
11月15日投開票の熊本市長選挙。政令市となって最多の5人が立候補するなか、市民の関心は?100人に聞きました。
渋滞問題

「バスとか結構遅れるので渋滞何とかしてほしいな、電車とか公共交通機関が増えたらいいなと思います」
「交通事情がやはり渋滞の問題とか。この話って何年も何年も前からなのに、ちょっと眠たい話してるなと。そこらへんもう少し厳密に本気で計画をたてて進めてくださる方」
政令市ワースト1位ともいわれる渋滞問題。西環状道路の整備など渋滞解消に向けた対策は進められていますが、多くの市民が熊本市のリーダーに渋滞対策を期待していることが分かります。
物価高対策
「物価高じゃね?」「物価高」「物価高が一番…」
「僕ら高校生なんで遊びに行くとなるとお金が必要になってくるから、すぐなくなるね」
「日常的に買い物してる時とか、こんな高かったっけ?みたいな思う時がある。昔はもっと安かったんだけどね、って話したりして」
「物価高を何とかしてほしい」という声は特に若い層から多く聞かれました。
市庁舎問題

最も多かったのが市庁舎問題です。
「お金を使うんだったら、もっと公共交通機関とか渋滞緩和とか重点的にお金を使って市民が暮らしやすい生活を」
「市役所の建て替えの問題が今どうなっているのか。不安というか関心はあるので、そこのところをもっと詳しく見たい」
「金額がいきなり上がって、びっくりして、それはいかがなものかと思ったのは最近の気持ち」
総事業費が最大1230億円に膨れ上がった「市庁舎の建て替え問題」。詳しい内容をもっと知りたい、事業費の高騰を疑問視する声などが聞かれました。
興味・関心ない…
「なかなか自分らが行ってもなにもかわらないでしょ、若者が一人でも増えてくれれば、こう変わりますよ、とわかりやすく示してくれるとか、行ってみようかなと思える」
市長選に興味・関心がないという声も多く聞かれました。
政治学者の視点
この結果を受けて、「くまもとLive touch」コメンテーターで崇城大学総合教育センターの今井亮佑教授は、厳密な世論調査ではないとしたうえで、市庁舎建て替え、渋滞、物価高に関心を持つ市民が多いという傾向自体は間違いないと話しました。
一方「関心がない」と答えた人が20人もいた点に注目。今後の熊本市を左右する重要な選挙にもかかわらず、インタビューに答えた人の2割が関心がないというのは、有意義な数字だと受け止めています。
有権者に求められる「見極め」
今井教授は、市民に次の点を見極めてほしいと話します。
・自分が関心のある問題について、現職の任期中の対応は良かったのか、悪かったのか
・ 各候補者が、実行可能性のある現実的で効果的な対策を訴えているか
そうすれば、今後の熊本市を誰に託したいかが見えてくるといいます。
関心が高まるには、テレビや新聞などの既存メディアが選挙報道を増やすことや、各候補者が特にSNSを中心に主張をしっかり訴えることが必要だと期待を寄せました。
(「くまもとLive touch」11月3日放送)












