開催日時
平成20年4月2日(水) 10時30分から12時00分まで
開催場所
熊本朝日放送3階会議室(熊本市二本木1丁目 5番12号)
委員の出席
委員総数10名/9名出席
(出席委員)
嵯峨一郎 委員長/勇知之 副委員長/鹿瀬島正剛 委員/田中力男 委員/森義臣 委員/黒木千代子 委員/白瀬久美子 委員/中村幸子 委員/フェレロ恵美 委員
(欠席委員)
桑原たか子 委員
会社側出席者
門垣逸夫 代表取締役社長/馬郡昭彦 報道制作局長/伊東謙一郎 編成業務局長/田上伸也 担当ディレクター/入山義孝 事務局長
議題
(1)課題番組についての意見交換
   「くまもと家族日記」
(2)平成20年5月の編成報告
(3)次回課題についての説明
   「代表者会議テーマ」
    1. テレビ離れについて
    2. これからの地球環境問題への取り組みについて
(4)次回開催予定
   平成20年5月7日水曜日 午前10時30分から 熊本朝日放送3階会議室
(5)審議会に対する諮問・報告
   放送番組に関して申し出のあった苦情、その他意見の概要(報告)
(6)その他

(配布資料)
   ・タイムテーブル(4月~6月)
   ・平成20年5月の単発編成予定表
   ・視聴者応答記録(平成20年3月1日~20年3月31日)
   ・BPO報告
議事の概要
今回の放送番組審議会は平成19年10月28日から平成20年3月23日までの日曜日午後零時40分~零時55分放送の「くまもと家族日記」について意見を交わした。同番組は熊本県家庭教育力活性化事業の一環として制作放送したもので、昨年に続いて2度目の審議となった。

主な意見は次の通り。

・家庭教育の番組として、分かりやすく、うまくまとまっていた。それにふさわしい家族、特別ではなく、隣近所にいるような身近な家族が紹介され親しみを感じた。専門家のアドバイスもあり、子育てに悩む親には大変参考になっただろう。

・家族の悩める部分を引き出すことに努めた点や、家族の自然な振る舞いを伝え、生の言葉を主体に伝えようとしているところは、前回の審議会の意見が反映されていた。

・他の家族を見ることで、現代の家族のあり方や、自分の家族の状況、また、その中でのそれぞれの役割などについて振り返るきっかけとなる番組だ。比較することで分かるし、修正することが可能になるだろう。

・10カ条の標語には「うそ」や「ピンチ」などの否定的言葉が入っているが、それはその家族の中で過去にそういった困難に遭遇したからだと思う。番組中でそういうエピソードに触れてもらいたかった。

・いかにも和気あいあいで、一致団結し、協力し合って幸せという模範家族の場面しか見えなかった。シングルマザーなど、家族にはいろんな形があるのに大家族しか取材されておらず、教育委員会の意向に沿って作られた番組という感じがした。