11年ぶりにサッカー・インターハイ決勝の舞台に立った熊本・大津は、鹿児島・神村学園との九州対決となりました。ともに勝てば初優勝です。
地元、大津町ではパブリックビューイングが行われ、生徒や保護者地域の住民など400人が声援を送りました。
試合が動いたのは、後半14分、松野のスルーパスから左サイドの村上へ。クロスのこぼれ球を最後は山本が押し込み、先制点をあげます。
しかし、後半アディショナルタイム。一瞬の隙をつかれ、終了間際に同点に追いつかれます。試合は延長戦に。
延長前半10分に勝ち越されますが、大津は諦めていませんでした。
延長後半2分、左サイド松岡のクロスに岩崎が頭で合わせ、値千金の同点ゴール!
試合は両者一歩もゆずらず、PK戦に突入。
5人を終え、4対4で決着がつきません。そして、8人目外してしまいます。
神村学園は8人目が決め、もつれにもつれた激闘が決着。大津はインターハイ初優勝へあと一歩及ばず、準優勝となりました。
それでも、熱戦を繰り広げた選手たちに大きな拍手が送られました。
「まずはお疲れ様という言葉をかけてあげたい。次の選手権に向けて一緒に一丸となって全国とりにいこうという言葉かけをしたいです」
■大津 2-2(PK6-7) 神村学園