熊本県教委は、不適正な会計処理を行ったとして、小学校の事務職員を停職の懲戒処分としました。
停職3カ月の処分を受けたのは、玉名教育事務所管内の男性事務職員(28)です。
県教委によると、この職員は、2022年度から3年間、八代教育事務所管内の小学校で会計処理を担当していて、教材などを購入するため保護者から集めた学校徴収金の会計簿の作成や報告を怠ったほか、領収書や発注書などを故意に廃棄していました。
今年4月に異動した後、別の職員から指摘があり調査をしたところ、教材の未発注など一連の不適正な会計処理が発覚しました。
昨年度は、4万円あまりの不足金が発生し、弁済したということです。
管理職である当時の校長2人も減給処分としています。
また、このほか、去年2月に重体交通事故を起こした県央の特別支援学校の女性教師(49)を1カ月・減給10分の1の懲戒処分としています。