物価高に苦しむ消費者の財布のひもはゆるむのでしょうか。商業施設で早くも年末商戦がスタートしました。

（記者）
「イオン九州ではきょうからブラックフライデーの割引セールがスタートしました。今年は過去最大規模で実施されるということです」

　熊本県内で36店舗を展開するイオン九州では、20日から11日間「ブラックフライデー」と銘打ったセールを実施します。

　今回はブラックフライデーの「黒」にちなみ、96円に値付けしたパンや黒毛和牛などの割引商品が販売されているほか、これからのシーズンに需要が高まる肌着など衣類が半額で販売されています。

（買い物客）
「今、物価高いし、少しでも安くしてイベントをやってもらうと、消費者としてはすごくうれしいですよね」

「ちょっとでも安いと家計の負担がなくなるので助かります」

　イオン九州は、ブラックフライデー開始から10周年を記念して、過去最多のアイテムを揃え、過去最高の割引率で「お得感」への期待に応えたいということです。

（熊本東営業部長）
「この物価高の中で、お客様の生活防衛意識が高まっているので、特別な商品ではなく生活の応援になるような商品を重点的に生活のためになるような商品を品揃えしている」

　このイベントは30日まで開催されています。