11月21日に始まる「くまもと復興映画祭」。豪華ゲストとともに映画の魅力を伝えます。映画祭ディレクターをつとめる行定勲監督は次のように語ります。

「嫉妬を超えて羨望ですね、という作品を選びました」

　今年で9回目を迎えるくまもと復興映画祭。個性豊かな4本と熊本市出身の行定勲監督の最新作「楓」が上映されます。

「2004年に公開された『世界の中心で愛を叫ぶ』以来の直球のラブストーリー。この原案が、スピッツの名曲、楓からできているんですよね」

「21日のオープニング上映で楓をやるんですけど、そこには福士蒼汰くんと福原遥さんが主演の2人が来てくださって、2人とも熊本に来るのをめちゃくちゃ楽しみにしている」

　このほか、剛力彩芽さんや「次元を超える」で主演を務める窪塚洋介さんも来場する予定です。

「窪塚洋介が来て観客と対話する、その対話する時間に理解が深まって映画って面白いかもねって、そんな気持ちにさせてみたい」

　熊本地震をきっかけに始まり、被災地の復興を映画の力で応援するくまもと復興映画祭は、21日から2日間、熊本市の市民会館シアーズホーム夢ホールで開催されます。