
部下を平手で叩く…陸上自衛隊員を停職処分「暴行した認識はないが反省している」
2025年12月12日
陸上自衛隊は、飲酒運転をして事故を起こした西部方面総監部の20代の隊員を停職処分としたと発表しました。
停職4カ月の懲戒処分を受けたのは陸上自衛隊西部方面システム通信群に所属する3等陸曹(28)です。
陸上自衛隊によりますと、3等陸曹は、去年8月9日未明、熊本市内の一般道で、酒気を帯びた状態で乗用車を運転し、ガードレールや電柱に衝突事故を起こしました。事故に巻き込まれた人はいないということです。
3等陸曹の呼気からは、基準値の5倍を超えるアルコールが検出され「家庭内の問題で、家から離れたかった。深く反省している」などと話し、15日、依願退職しています。
西部方面システム通信群長の石橋良浩1等陸佐は「組織的に同種事案の再発防止に努める」などとコメントしています。