
「天の声に従うよう指示された」新庁舎建設めぐる疑惑 職員が議会で証言
2026年4月14日
熊本県八代市の新庁舎建設をめぐる不正疑惑について、関与を指摘されている市議らが会見し、市議会百条委員会の調査は信ぴょう性がないと主張しました。
八代市議会の自民党会派の議員らが15日、市役所で会見しました。

村川清則議員
「公正な百条委員会の運営がなされない、今後も期待できない」
新庁舎建設をめぐる不正疑惑を調査する百条委員会の設置は、去年12月、全会一致で決定していますが、市議団によると、現在の調査は、信ぴょう性のない音声データなどに基づいていて公正ではなく、そもそも新庁舎をめぐる談合や犯罪事実はないとしています。

2022年に完成した新庁舎の本体工事の入札は、大手ゼネコンの前田建設工業と地元の会社2社による共同事業体のみが参加し、およそ118億円で落札しました。

この入札を巡る不正疑惑に関しては、14日、調査特別委員会で初めて証人喚問がありました。
入札業務を担当した八代市職員が証言し、「上司から“天の声”に従うよう指示があり、特定の業者が有利になると感じた」などと発言しています。
また、工事は2021年から3回にわたり5億4000万円に上る増額補正されています。
不正疑惑への関与が指摘されている成松由紀夫議員は、この増額について「増額の関与じゃなくて、増額のレクの報告があって、会話です。そこで、どうしろああしろっていう話じゃなくて」

成松市議は、市の担当者から報告は受けたが、要望などをしたことはなく、疑惑は、シナリオによって音声が切り取られたでっちあげだとしています。
金銭の授受については「警察も疑義があれば、私の通帳でも何でもめくると思いますよ。(もらっていたら)捕まってます、って。断固否定します」としました。