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2026年4月22日 18:50
海面養殖「サクラマス」5月に初出荷へ 高水温でも生育可能な“希望の魚”

 海面養殖で育てられたサクラマスが22日、初めて水揚げされました。

 熊本県天草などで養殖や加工を手がける「ふく成」が育てているサクラマス。高水温に対応できるよう、品種改良されたものです。

 熊本の近海でも毎年のように発生する赤潮で、プランクトンが異常に増え、魚の大量死を引き起こし、漁業に大きな被害が出ています。

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 ふく成では、トラフグとマダイを養殖してきましたが、赤潮被害でほぼ全滅する年もあったといいます。

 去年12月に導入したサクラマスは、海水温が高くても生きることができるうえ、稚魚からおよそ半年で出荷できる大きさに成長するため、赤潮被害が出る時期を避け、養殖することができるということです。

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 「養殖期間が短い、そこが一番のコスト削減にもなりますし、あとはリスク削減にもなるので、この魚種っていうのは将来的なサステナブルな水産業のためには、希望の魚になるんじゃないかなって思っています」

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 1キロから1.5キロあれば、上等だといわれるサクラマスですが、2キロを超える大物に成長しました。

「実際、本当にこの数字を見て、こんなに大きくなるもんなんだと」

 5月の初出荷を前に、28日にはお披露目会があり、ブランド名も発表する予定です。持続可能な水産業の実現に貢献するものと期待されています。

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