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2026年5月29日 18:48
新幹線で運んだ賄賂2000万 渋谷のATM40回…八代市議らの“賄賂隠し” 自民党は「除名」処分

 29日午後、次々と検察に身柄を送られた6人。熊本県八代市の庁舎建設をめぐる汚職事件で、賄賂を隠した疑いがあります。

内原健文アナウンサー
「成松容疑者を乗せた車が出てきました。これから熊本地検に身柄が送られます。その姿を確認することはできません。今何を思うのでしょうか。」

 警視庁と熊本県警の合同捜査本部は、組織犯罪処罰法違反容疑で、現職の八代市議・成松由紀夫容疑者ら3人を再逮捕し、住所・職業不詳の伊藤卓也容疑者(51)、東京都渋谷区のウェブサイト制作会社役員・渡邊裕人容疑者(49)、八代市古閑中町の団体職員・中村和博容疑者(51)を新たに逮捕しました。

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 警察などによると、容疑はあっせん収賄で得た賄賂6000万円のうち、2000万円以上を渡邊容疑者が代表取締役を務める会社名義の口座に入金し、隠したというものです。

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 時系列に整理すると、4月5日夕方ごろ、成松容疑者と松浦容疑者が新八代駅から新幹線に乗り、あっせん収賄によって得た6000万円の賄賂のうち、2000万円以上の現金を新横浜駅まで運ぶと、伊藤容疑者と渡邉容疑者と合流。その夜に、伊藤容疑者と渡邉容疑者が渋谷区の3つのコンビニエンスストアのATMで、50万円ずつ、約40回にわたり口座に入金した疑いです。

 園川容疑者・中村容疑者はその間、それぞれ成松容疑者と頻繁に連絡を取り合い、6人は共謀して賄賂を隠したとみられています。

 庁舎建設については、入札の際、前田建設工業に有利な基準が設けられたなどの疑惑が浮上し、去年12月から市議会の百条委員会で、疑惑の調査が行われていて、警察による捜査の手が及ぶことを懸念して、現金を隠したとみられています。

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 4月に実施された成松容疑者の自宅の捜索では、渡邉容疑者の会社名義のキャッシュカードが押収されています。

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 また、伊藤容疑者が3月ごろフリージャーナリストを名乗って、八代市の職員に接触していたことがわかっています。

 この伊藤容疑者の動きについては、成松容疑者らの間で共有されていて、捜査の動きなどの情報を得ようとしていた可能性があるということです。

 6人の認否については、捜査に支障があるとして明らかにしていません。

 警察は、容疑者らがマネーロンダリングをしたとみて、捜査を進めています。

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 また28日、成松容疑者はあっせん収賄の罪で起訴されていて、これを受け自民党八代市議団は、29日会議を開き、県第4選挙区支部が除名処分としたことが報告され、市議団からも除籍となりました。

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