
連日の大雨で、全国各地で道路の冠水による大きな被害が出ています。アンダーパスで車が水没することによる死亡事故が相次いでいます。
これを受け、国交省は、全国7カ所のアンダーパスで「レベル4大雨危険警報」が発表されるなどした段階で、事前に通行止めにする運用を開始しました。
(金子大臣)
「今後、予防的な事前通行規制については、過去の冠水実績等を踏まえ、関係機関と連携しながら導入の拡大を検討してまいります」
全国の道路管理者に対し、冠水事故の防止に万全を期すよう改めて周知しました。
熊本県には35カ所
大雨の際、車の走行に危険が伴う可能性があるアンダーパス。熊本県には35カ所あります。
熊本市には9カ所。なかでも一番大きいのが熊本市西区にある「新蓮台寺地下道」です。
(記者)
「あちらの道路から今、私がいる場所の高低差は5メートルを超えています。大雨の際、走行する場合は注意が必要です」

実際に走行してみると、ゆるやかな傾斜になっているため、5メートル以上の高低差があることに気がつきにくい印象です。
また、熊本市が警戒しているのが熊本市東区にある「西原地下道」。去年8月、市が設置している監視システムに大雨で冠水する様子が記録されていました。

午後9時50分、道路にはほとんど水がありませんが、20分後には冠水。1時間後には4.5メートルの高さまで水が流れ込んでいます。

熊本市によると、アンダーパスで過去3件、車の水没による事故が発生していて、大雨の際は対策を講じています。
(熊本市道路保全課長)
「降雨により道路が冠水し、設定水位に達した場合には、施設ごとに設置されたパトランプや警報表示等により、注意喚起を行うとともに、排水、交通規制を行いながら、安全確保を行っている」
全国で発生しているアンダーパスでの水没事故を受けて、熊本市も緊急点検を実施。市が維持管理している場所で異常はなかったということです。
(熊本市道路保全課長)
「これぐらいは大丈夫だろうと思って、車で行かれる方がいらっしゃると思いますので、前方に水があることを認識した場合は、速やかに車を停めてUターンしたり、停車して避難するなど気をつけてもらいたい」













