
菊池市で住宅と犬舎2棟が全焼…犬約100匹が焼け死ぬ
2025年11月21日
熊本県菊池市にある犬のブリーダーの建物で20日に発生した火災。火は周囲の林などにも燃え広がり、県の防災ヘリも出動して消火活動が行われました。
火は約4時間後に消し止められましたが、木原哲也さんが所有する木造平屋の住宅1棟と犬舎2棟、約340平方メートルが全焼しました。
記者
「こちら火事のあった現場です。道は細くなっており、周囲を木々に囲まれていて消火活動が困難だったことがうかがえます」
現場へ通じているのは、車1台が通れるほどの狭い道。1キロ近く続いているため、地元消防団によると、およそ1.5キロ先からホースをつないで水をひきあげ、さらに、トラック2台で水を運搬しながら、消火活動にあたったということです。
住民
「水がないもんで、ほんと大変だったんですよ。大分の山火事があってるでしょ、あんなになったら大変だなと思いました」
出火当時、木原さんは外出していて、けが人はいませんでしたが、犬のブリーダーである木原さんが現場で飼っていた犬約100匹が死にました。
犬舎の中は仕切りで区切られており、ハスキー犬やプードル犬が飼われていたということです。
警察と消防は、22日に実況見分を行い、出火の原因などを調べるということです。